先生、私が変えてあげる♪
「虐待・・・?」
さっきまで笑いとばしていた正輝も、真面目な顔をした。
そうだ、笑い話ではすまない話。
「蒼井の、腕やら首にやら・・・青いあざや傷跡があるんだよ」
「うん・・・」
「で、昨日学校で、蒼井の個人情報の紙を見たところ、アイツの両親、どちらとも亡くなってて、今叔父叔母の所に引き取られてるみたいなんだよ」
「・・・マジで?」
「大マジ」
俺は、またミルクティーを一口飲んだ。
「だから、蒼井が虐待されてると認めない限り、俺たちは警察にも弁護士にも言えないわけだ」
「何で?言えばいいじゃん」