先生、私が変えてあげる♪
「今さ、叔父さんとー叔母さんのところで預かってもらってるんだよねーー」
「そ、うだよ?すっごい優しいんだよねーー!」
「・・・優しい?本当に?・・・・蒼井っち、素直に言ってよ」
「・・・素直に、言ってるよ?まっちゃん、なんかおかしくない?」
蒼井の表情が、だんだんと暗くなってきた。
焦っているようにも見える。
必死にそのことを隠そうとしている感じ。
「おかしくないよ。ね?京ぴょん」
「え?あ、おう。まぁな。・・・・・最近、お前、あざとか傷とか多いだろ?」
「それは、コケたり打ったしてるから・・・!」
「蒼井さん。素直になっていいのよ?言えないなら、同じ女性の私に、言ってみてよ?ちょっとは、楽になると思うよ」
蒼井の表情が、もう泣きそうな顔になっていた。
それで、確信した。
「・・・・ッ!」
言い返せない、と言うことは