先生、私が変えてあげる♪




「フロはいろ。フロ」





バタバタと、手で仰ぐがまったく風がこない。




無駄なことをしながらも、京はフロ場へと向かっていった。








ピルルルル







ピルルルル








京がフロへと入ったあと、携帯は、なり出した。





しかし、京が気づくこともなく。





永遠と、その携帯は鳴り続けていた。







ピルルルル






ピルルルル







しかも、その電話相手が、






『蒼井 実凪』、そう携帯の画面に表示されていたのだった。
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