先生、私が変えてあげる♪
「いやぁ、もう篠川さんすごいですね!二つの表彰もらえるんじゃないんですか?」
「・・・表彰?」
「アレ、知らないんで「おいコラァ!!さっさとこっちにこい!」
「あ、はーい!てなわけで、失礼しまっす!」
敬礼をした若い刑事は、ベテランさんの元へと駆けていった。
「・・・なんか、昔遊んでたって感じですね」
「だな」
ふと、蒼井をみると、まだ震えていた。
またぽんぽんと頭をたたいた。
「帰るか」
「・・・はい!」
満面の笑みで、蒼井は答えた。
やっと、笑顔が見れた。