とおりゃんせ2~日村令子の場合~
「1人には究極の『諦め』を体験してもらって・・・もう1人は『怨念の発し方』の基礎

これが済んだら また次のステージを用意してやろう・・・

2人とも 素晴らしい悪霊になられる事を期待しておりますよ・・・」



ナルゴはそう独り言を言うと ふと人間界の方に目をやった



「フンッ 令子め・・・ 邪魔をしおって・・・

フッ・・まぁいい・・・たかだか1サークルだ・・・

何千というサークルを たかがあんな女1人で全て浄化出来るものか!

あいつが自分の無力さを知り 絶望の淵に追い込まれた時が・・見モノだな・・」



ナルゴはニヤッと笑った






令子は街の中を歩いていた足を 赤信号で止めた


令子は雲一つ無い空を見上げた


そして・・・フッと 笑った
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