自傷輪廻
私を壊シテ。
悪魔から
逃れることはもうできない。
願いも言葉も
届くことはない。
夢見る者達は
やがて闇に溺れ
私の赤い足跡だけが
残っていた。
誰かの慰めも
誰かのいとしみも
闇夜をさ迷う私には
もう届かない
いつまでさ迷うのか
今でも求めてる
優しいその手が
手を差しのべてくれることを
果てのない世界
闇に踊らされている
逃げることはできない
堕ちることしかできない
闇を知らぬ者は
やがて気付いてゆく
私の足跡を
道しるべにして
変わり果てた心と
悲痛な嘆き声
気付いていたの
私はもう帰れない
どこまでさ迷うのか
今でもこの心
捜しているよ
この気持ちを
吐き出せる場所を…
“『罪犯ス闇夜ノ住民』”