自傷輪廻
楽だ。
楽だ。
安心する。
流れてゆく
紅い血が好きになった。
流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ流れろ……………。
いつしか理由なく
傷をつくるようになった。
生きている
とゆう証が欲しくて。
傷は増えてく。
ココにする場所がなくなった。
次はココ。
増えて。
増えて。
私が求めるのは、
痛みと
血と
快楽だけ。
ただ…
心の隅に『助けて』の言葉を
秘めたまま……。
白い薔薇が
黒く、赤く、
染まってゆく…。
“悪魔ハ ソンナ少女ヲ
血塗レノ両羽デ包ム”