そこから先は
         *



携帯の着信音で目が覚めた。



どうやら、着替えたあとすぐに眠ってしまったようだ。



二つ折りの携帯を開いて画面をみると、アンリの名前が表示されている。



「もしもし〜どうした〜?」



寝起きの為、まだしっかり声が出ない。



「どうせヒマでしょ?遊ぼー」


正解。



どうせヒマだ。



「OK。何する?」



アンリとあれこれ相談して、とりあえず待ち合わせ場所を決めた。



電話を切ると、部屋着ではないおでかけようの洋服に着替えて化粧も少し濃くした。



「ちょっとアンリと遊んでくんね〜」


「はいよ」



駆に一言言ってから家を出た。
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