そこから先は
それにしてもここはどこだろう。



手足をしばられているので身動きがとれない。



あたしをここにつれてきたヤツの顔も見ていないし、本当に何もわからない。



でも…



こんなにひどいめに合っているのに、あたしはなぜかとても冷静だった。



妙に頭がすっきりしている。



「起きたのか」



聞き覚えのない声だった。



あたしをここにつれてきたヤツにちがいない。
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