アタシとじいさん
25


カラカラカラ…


ケンさんが玄関のドアを開ける音が聞こえた。



この家の玄関のドアは、横に引く、引き戸になっていて、乾いた音がする。







「☆◎∮?!…〆∴#☆!」






「おいっ!寝るな!」





わからない声が聞こえたかと思うと、すぐにケンさんの声。





どうやら泥棒ではないらしい。


アタシはホッとしながら、玄関に向かった。






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