‡俺様の定義‡




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side渚

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pululu……pululu

で、電話…??

これって出てもいいのかな??

「ナギ!!
悪いんだけど電話出てくんねーか??
今手が離せなくて。」

「いいよ!」

「悪いな」

[はい。
五十嵐です。]

[あれ??
棗か琉架は??
いないの??]

[えっと…
いるんですけど今は手がちょっと離せないみたいで…
急用ですか?]

[ねぇ…あんた渚?]

[はい。そうですけど……?
なんで…]

[あんたか!!
最近二人に取り入って一緒に住み始めたのは!!
あんたのせいでうちらは棗と琉架に会えないんだからね!!]

[はい…??]

[言っとくけど、2人には絶対本命とかあり得ないから。
2人が付き合う女の子なんかみんな遊びなんだから!]

[あのぉ~ご用件は??]

[まぁいいわ。今日はこれくらいで。
ねぇ、伝言伝えてくれる?]

[はい。何ですか??]

[3人目から電話があってまた遊ぼうねって言ってたって。]

[はい。わかりました。]

pu-pu-

「渚電話誰だった??」

「えっと、
3人目さんからで、あたあそぼうねだって。」

「そっか。わかったありがとう」

「どうする??電話かけなおす?」

「いやいいや。
また今度まとめて集めたときに話すから。」

「まとめて??
何人もいるの??」

「あっ…
まぁな…」



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