‡俺様の定義‡


「プロポーズ…
返事は??俺じゃいや??」

「ううん…棗じゃなきゃいや…
アタシと結婚して??」

「当たり前だろ??
逃がさないから…
逃げんなよ??」

「うん。
こっち来て!!女の子なの。
名前は由姫(ユメ)
抱っこしてあげて。」

「俺落としそうで怖い…」

「アハッ!!
棗らしくないなぁ…
俺様は俺様らしく!!ねっ??」

「フッ…
そうかもな…」

「おうち電話しなくていいの??
琉架くん心配してるかも…」

「そーだな…かけとくか…
ちょっと待ってろな。」

チュッ

「もう…」

[琉架か??
俺だけど…]

[おまえどこにいるんだよ。
いま大変なことに…]

[悪い琉架…
ちょっと聞いてくれるか??]

[なんだよ…]

[俺由香と寄り戻すことになったから…
それと由香にチビがいてさ…年から言って俺の子なんだ…
だから俺由香と結婚するから18になったら…]

[はっ??マジかよ…
お前由香ってあの由香さんかよ…
子供!?結婚!?はぁ??]

[あぁ…
で?お前の言う大変なことって??]

[そうだ俺もちょうど棗に電話するつもりだったんだ…
ナギが…渚が倒れて病院に運ばれた…
で…あいつ渚じゃなかった…]

[はぁ??
ナギが渚じゃないってどういうことだよ…]




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