楽園の姫君


「はい、終わり。
これでアナリは本当に俺のモノだ」



指の先まで赤く染まったアナリアーナ。

フッと耳に息を吹きかけられ、さらに赤くなる。



それを見てラナシュは、つくづく本当に可愛い、と思い、にやけてしまったのだった。



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