星色模様〜幼なじみの君と〜

里緒にそう知ってほしいと思ったから


水着が似合うかと聞いてくる里緒は照れていて、可愛いと思ってしまう俺は、だんだんと気付き始めてる


自分の気持ちに

いや、気付いてんのに気付かないフリしてたのかもしれないな



6つも下で、里緒を小さい時から知ってるし、今は教師だ



認めたら、里緒を困らせてしまいそうで

里緒には同じ高校生の彼氏作って幸せになってもらいたいから


だけど、それと同時に、嫌だとも思ってる






「俺は里緒だから止めたんだからな」


里緒は本当の意味に多分気付かない、だからこそ、そーいう風に言った

今、俺のできる、些細な里緒への想い


案の上、？を浮かべる里緒に笑ってしまった


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