星色模様〜幼なじみの君と〜
「ハハ」


今度は笑いながら、頭を撫でてきた


「キスしたら許す」

「えぇ?!///」


意地悪そうな顔で、私を見てくる颯にぃに恥ずかしさと照れ


自分からキスなんてした事がない


だから颯にぃは、それが私にとって恥ずかしいと思ってるから言ってくるわけで


あたふたする私を面白そうに見ている


だけど、



「なんてな、冗談…!?」



颯にぃの言葉を遮り、私は精一杯の自分からの、キスをした




「///」

「…」




それはチュっと音をたてた軽いキスだったけど


なんだか、少しずつ…私が私じゃないような感じになってくる


颯にぃへの大好きが止まる事を知らないから、珍しく積極的になる自分にびっくり


でも私の好きを颯にぃにあげたくて



「許してくれる??」


「…里緒」


.
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