セツナイ恋愛短編集―涙と絆創膏―
おかしい
恋をしてしまってるかのように
胸が高鳴っている
「…起こしちゃ可哀相」
私はつけ睫毛のお金を入れた封筒を
そっとヒロの鞄に
差し込んで
部室を後にした
恋をしてしまってるかのように
胸が高鳴っている
「…起こしちゃ可哀相」
私はつけ睫毛のお金を入れた封筒を
そっとヒロの鞄に
差し込んで
部室を後にした