愛憎友達
「ご、ごめん……。苦しかった?」

「苦しいに決まってるよバカー!!」

和飛の腕をポコスカ殴りながら、朝葉はほっぺを膨らました。

やっぱり男の子の力は強い。

昔は結構力強いほうだったのに……。

「ホントに苦しかったんだからね!?」

そう言いながら和飛を睨みつけると、ケータイを開いた。

ケータイ依存しているのは現代人の直すべきところ。

もちろん朝葉もそう。

意味無くリアルタイムを更新させる。

《でもなんかちょっと嬉しかったりして……》

和飛に触れてもらえたことが……。
< 48 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop