百物語骨董店
あれ?

店がない…


そこはすっぽり何もなく

以前よく通っていた道が通っていた


結局 優には信じてもらえないまま


だけど
あの店のことだから

どこかで今もひっそりと開いているに
ちがいない


チリンチリン

どこかであの扉の鈴の音が聞こえたような気がした


第一夜 終わり


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