先生の秘密は恋の予感
バカバカしくてやってらんない。



「浩平、離して! 」


この男、本当にウザい。



「ヤダね、佳奈実は俺に付き合う義務があるんだよ。俺は今から店行くから付き合えよ。」


無理。


「そんなぁあり得ない。絶対無理だから、どうして私がホストクラブ行かなきゃ行けないの。本城助けて!」



早く助けなさいよ。



本城は私の担任なんだから。



「佳奈実、今助けるから待ってろ!」



とうして、40女に押し倒されてるの訳。


何してるのよ。


早くして。



「あの40女は体重が100kgあるから、押し倒されたら動けれねぇな。」


そ、そんなぁ。



バタバタ暴れる私を浩平は担ぎ上げた。



「佳奈実、パンツ丸見え!」


ホスト野郎の変態野郎。



「下ろせ変態野郎!」


なんで、こんの事になってるのよ。



「悪いな宗平、佳奈実は貰ったからな。」



私は物じゃないんだから!


勝手に決めるな。


何処までも暴れてやる。


ホスト野郎に負けてたまるか。


本城も頑張れ。


本城は絶対、私を裏切ったりしない。








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