先生の秘密は恋の予感
この沈黙はなに。


「佳奈実ちゃんはあまり恋愛した事がないのね。誰かを好きになって愛し合って、その先に永遠があるのよ。」


永遠って何。


意味が分からない。



「私と宗平はそうなる事を信じてるの。私たちは結婚するのよ。」



今の私には何も言い返せないけど。



私は恋愛した事ないし、誰かを好きになって愛した事もないから。



何だか自分が惨めに思えた。



「佳奈実ちゃんはまだ子供だから、これから色々覚えていけばいいのよ。無理に背伸びしなくても。」



優しい言い方たけど、何だか胸にズキって来た。



どうせ、私は子供だ。



恋愛も知らない子供。



真実って何?



本城は浮気してるのに、真実に触れないで、私は彼を信じてるから大丈夫って、自分に暗示をかけているような感じがした。



自分に言い聞かせてるように感じる。



彼女が私に話してる時、本城は全く彼女を見ていないし。



私は二人が愛し合ってるようには思えなかった。



何がおかしい。












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