先生の秘密は恋の予感

加東先生の思惑

本城が俺の耳元で囁いた。



「佳奈実には絶対手出すな。出したらただしゃおかない。」


ふ～ん。



そんなに大切なんだ。



「佳奈実、終わったら迎えにくるから。」



｢来なくていい。｣



本城が本気で佳奈実が好きなら、本城から佳奈実を奪うのも悪くはないな。



佳奈実は噂通りに可愛い。


そして、誰にも媚びないとこがいい。



女子の誰もが本城に好かれようと必死なのに、佳奈実はそんな本城からいつも逃げてる。


いつも楽しそうだ。


「佳奈実、もう少しだから我慢しろ。」



｢だって、一つカッコウはしんどい。ちょっとだけ動いていい。｣



佳奈実はソファーの上で胡座をかいた。



「おい、何をしてんだよ。」



｢だってこの方が楽なんだもん。｣



佳奈実、パンツ丸見えです。



白いレースのスケスケ。



コイツはいったい、何を考えるんだ。



「佳奈実、やっぱり誘ってるのか？」



バカと言って笑だす。



理性が飛び、思わず佳奈実にキスをしていた。