それでも傍にいたい〜先生と生徒の逢瀬〜
「ミカ、改めてよろしくね。」

式を終えたあと、ジャスティンは私にそう挨拶をした。

「こちらこそ。まだ不思議だな、あなたと同僚になるなんて。」

「俺もだよ。まさか、こんな再会だなんて。でも嬉しいよ、すごく。」

「私も嬉しい。」

話しながら職員室に向かう。すると吉田先生が話し掛けてきた。

「おはようございます、柳先生。」

「吉田先生、おはようございます。」

「マーレイ先生もおはようございます。」

吉田先生はジャスティンに微笑みかけてそう挨拶する。
< 153 / 243 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop