俺の彼女
俺の声も完全無視



マジかよ…



いつもなら
面倒くさって諦めていたけど



今日は


これだけは



引き下がれない…


諦めきれない




「俺は、愛梨を笑い物しにたくてあんなことを言った訳じゃない。」




大きな背中に向かって話す


「初めて会った日から…なんか愛梨の事気になって。
女子高の前で待つなんて恥ずかしくて死ぬって思ったけど…愛梨の事思ったらできたし。

愛梨は…いつも自分の体型とか外見とかすごく気にするけど…



俺にとっては…全部が可愛いって思えるんだ。」



愛梨の前に回り込んで
壁に手をついて前を塞ぐ


うつ向いてる顔を覗き込んだ


「俺を…信じてよ?
生まれて初めて本気で好きになったんだ。

誤解されたままで終わらせられないし、終わらせたくない。


本気で俺の気持ちに向き合ってよ…。そして、愛梨の気持ちを教えて。」





ダサいことしてるって解ってる



でも
これだけは譲れない…








「俺は、本気で君が好き。」








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