俺の彼女
上目遣いでほほを赤く染めて涙目な愛梨

「私も…芹澤くんと…は、離れたくない。

好き。
芹澤くん…大好き。」



愛梨の言葉が俺を熱くする
嬉しくて
愛しくて
堪らない


「愛梨…キスしていい?
キスしたい。」



一瞬大きく目を見開く


でも
全身を真っ赤に染め上げた彼女はゆっくり瞳を閉じた


俺は愛梨の顎に右手を添えて


ゆっくり口付けた…


柔らかくて
温かい






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