平凡彼女はシンデレラ
家族の迷惑かけたくない一心でやってた事が逆に迷惑かけてる…。
「奏愛…もう溜め込むなよ。これじゃ卓斗も自分を責めるだろ。」
「うん…。
祥也…ありがとう。
いつもありがとう…。」
「……。」
「…照れんなよ。」
ホント…祥也にはいつも感謝してる…。
小学生の時、家にいるのが辛くて公園で泣いてる時、あたしを迎えに来てくれたのは祥也だった。
家で一人ぼっちのあたしによく一緒にいてくれたのは祥也だった。
仕事を早く終わらせて来てくれたって気付いてたよ。
互いに大きくなっても変わらない祥也の背中。
あの時はここで泣いたよな…。