生涯の記憶の内の 1000000/1 でもいいから私を残してほしいの




帰りの道の住宅街。
両側に立つコンクリートの壁。


東京みたいに都会じゃなく
私が今立っている場所は
ド田舎で、すごく静か。


だから目立った格好を
した人も滅多にいないし


大きな企業もない。


街灯が灯り始めて、
少し暗くなって家に着いた。




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