恋せよ男女(オトメ)
ピンポン



こんな真夜中にインターホンの音。




「?!」




慎一郎は慌ててインターホンのカメラの前に立つ。




「・・・・・。」




画面に映っていたのは結衣ではなく室井だった。




無言で解錠ボタンを押す。




ピンポン




「こんな時間にどうした?」




不機嫌に室井を迎えた。




「前祝って言っただろ=3」




室井の手にはワインが2本その他、小腹を張らす為の色々が入っていた。




『上がればっ・・・・・』




というようにクルリと背中を向けて部屋の中に入って行った。




「結衣ちゃんは呼んだのか?」




「・・・・・。」




呼べる訳がない




慎一郎は頭の中で叫んだ。




「・・・・。」




「・・・・・今日は久々に男2人で飲もう(^0^)/」




慎一郎は殆どこちらの部屋に人を招きいれる事はない。




室井ぐらい・・・・・。




差し出されたワインを手にとって、





乾杯~。




『何に乾杯なのか・・・・・』




「お前もう少しうれしそうな顔しろよ(`へ´#)」




「お前が推薦した2人が選ばれたんだぞ!」




「・・・・・。」




心配して様子を見に来て正解だった。




と、怒ってみせるフリをしながら酒を勧めた。
< 288 / 297 >

この作品をシェア

pagetop