36.8℃の微熱。
 
「きゃはははっ!2度ならず3度もフラれるなんてっ!茜ちゃん、アンタ最高っ!! 傑作だわ〜」

「こんの、薄情者っ!」

「だってぇ〜!いひひひっ」


そのことを話すと、ユカ様には慰めてもらえるどころかお腹を抱えて笑われてしまった。

明けて翌日のお昼休み。

いまだあたしを避け続けている王子が図書館へ向かい、ユカ様とお弁当を広げたときだった。


お弁当箱がひっくり返るんじゃないかと思うほど、バンバン机を叩いて笑いまくるユカ様。

マックでのこともあって、彼女の薄情っぷりにはホトホト愛想が尽きているワケだけれど。

ユカ様しか相談する相手がいないというのも悲しいかな現実・・・・。


「笑ってないで知恵貸してよ〜、攻略法がないんだってば〜」


とりあえず笑いが治まるまでユカ様のぶんのお弁当も避難させ、そう言って泣きついた。

すると。


「アタックあるのみ!」

「そそ、それだけ?」

「そう!」


と、まぁ〜なんともユカ様らしい簡潔な答えが返ってきた。

てか、全然考えていませんよね!?
 

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