幼馴染みと私の関係(仮)
さすがにこの事に嘘を付いてしまったら後から怒られるのは確実に分かっていたから私達は黙っていた


「ほら言ってみろ それとも嘘なのか??」

先生が一歩近付いた

「私達は……」

「石井先生 すみません 僕が頼んだんですよ
荷物が多すぎてしまったんで僕が持てない分の教材を取りに来るように」


私は もう本当の事を言おうとした時 横から言葉を発した人に私の言葉をもみ消された









この声は織田チャンだ








「織田先生だったんですか 私はてっきり授業をサボってるのかと思ってしまって」

「はい すみません
僕もこの二人に付いて行こうとしてたんですがちょっと用事を思い出して先に行くように言ったんですよ」

「そうでしたか なら安心です でわ私はここで」

「本当にお騒がせしました」


織田チャンと石井??石川??まぁそのさっきの先生を何とか誤魔化してくれて
あの先生は去って行った





先生同士なら信じ合うっていったいなんなの??


さっきのやり取りを思い出したら
ちょっと私はムカついた
横を見ると なるも不機嫌そうな顔をしていた


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