幼馴染みと私の関係(仮)

夏休み

――――――
――――
――


ピピピッ ピピピッ ピピピッ―

「ぅーん……」

ピピピッ ピピピッ ピピピッー
「優奈ー 夏休みだからって寝過ぎよー 早く起きなさい」

下からお母さんが起こす声がするけど一向に起きる気配の無い私



ピピピッ ピピピッ ピピピッー

ガチャ
「姉ちゃん いい加減に起きろよ!!!時計うるさいんだけど!!」

「純也うるさい……」

ピピピッ ピピピッ ピピピッー

「時計の方がうるせぇよ!!!毎日 毎日 起きれねぇーなら目覚時計セットすんなよ!!いっも俺が消してるじゃん!!」

ピピピッ ピピッ……

純也はそう言って時計の所まで行きOFFボタンを力強く押した

「あぁー 時計が壊れるっていつも言ってるでしょ 優しく押してよね」

「なら毎日 目覚が鳴ったら自分で起きろよな!!`何が優しく押してよ'だ!!」

「私が悪いって言うの!!」

「当たり前!!どーせ起きれないくせに毎日 毎日セットすんなよ!!しかも今日から夏休みだから起きる気ないだろ!!」

夏休み……
そっかー今日から夏休みだったっけ

「夏休みでも起きる気ぐらいあるわよ 中学生は忙しいんだから」






私は純也が言った言葉の後にちょっと考えながら言い返すと「いや 実際 起きれてねぇーじゃん」と またすぐに言い返された。
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