馬鹿寮長と天才不良



ない知恵を振り絞って考える。




・・・うーん・・・





「・・・あ」





「ん?なんか思いついたか?」






今まで黙っていた私が急に声を出したので鳴海先生は一緒に考えていた顔をあげた。






「・・・先生。私って勉強は出来ないけど、悪知恵は働くみたいです」






ニンマリと笑って私は言った。


















「うん、知ってる。ホント、悪知恵だけ、働くよお前」





「ヒドッ!!」



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