先生愛してます！？

私は気が付くと
先生が泣いていた。

「先生・・・？」

「気が付いたか？
もう心配はないからな。」

「助けてくれた人って。」

「ああ。オヤジだ。
オヤジが助けてくれた。」
と先生は泣きながら話した。

「ごめんね。育ちゃんが
トイレに行っている隙に
連れて行かれて・・。」

「分かっている。」と
先生はそっと抱きしめた。

さっきの事を忘れたかった。

「泣いてもいいぞ。」と
私は涙腺が壊れたみたいに
泣き出したのです。

外にいた先生や生徒が
ビックリするくらいに。