明日のキミへ
「俺も見たい!!」

ケン君が言った。

「いいよ!4人でいこっか!」

亜里沙がオッケーしちゃった。

「瑞貴も行くよな?」

「んあ?ケンが行くなら」

やだな。

亜里沙と2人で行きたかった。

まぁいっか。

「じゃあ学校終わったら校門の前で!」

ケン君が言った。

「わかった!あ!!入学式始まっちゃう!美優、いこっか!また後でね」

「おう!!」

廊下をダッシュで走った。

ケン君達わ歩きながら体育館へ。

走らなくていいのかな。

体育館につくと、もうみんなが並んでいた。

「C組の1番後ろに並ぼっか!!」

亜里沙ナイス!

後ろの空いている席にさりげなく座った。

「ぎりぎりセーフ」

後ろから笑いながら亜里沙が小声で言った。

「うん、よかった!」

「美優遅刻ダブルになっちゃうからね!」

「ほんとだよー」

なんか亜里沙とわ今日初めて会った気がしない。

なんか緊張しないな。

「そーいえばさっ!」

「ん?」

亜里沙の表情が変わった。

「ケン君カッコ良くない?!」

「えっ?!」

まさかの言葉。

まぁカッコいいとわ思うけど。。。

「もう1人の瑞貴君わさっ、スポーツ系だよね!なんかサッカーやってそう!」

「なんで?」

「ケータイにサッカーボールのストラップついてたよ!」

恐るべし亜里沙の観察力。。。



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