俺様が愛するお姫様。
俺とか旭が載る雑誌はとぶように売れるから、仕事がバンバン入る。
疲れからくる身体の異変も、慣れたころから少なくなってきた。
「憐也、憐也はあたしのだよ?」
「当たり前だろ?南も俺のもんだよ。」
「うん。」
妬いてる妬いてる…。
「俺がいねぇときは、夏奈か、いるときは旭と一緒に行動しろよ?」
「うん。」
「偉いな。」
「今日も撮影でしょ?」
「おぅ。次の時間終わってからだな。旭も一緒だから。」
「じゃぁ夏奈といる。」
「夏奈もAsahi会の女に囲まれたら終わりだもんな!」
「うん。じゃぁ部屋で待ってるから。」
「わかった。帰ってきたら直行する。」
「憐也。キス…。」
「ん。」
かなり心配だけど、
夏奈もいるし大丈夫だろ!
今日は旭、1本だけだからすぐ帰ってくるだろうし。