俺様が愛するお姫様。



2人で試行錯誤しながら決めた。




髪をセットするのが得意な夏奈が、あたしの髪をやってくれてる時だった。




「そーいえば、お兄さんに言った?この賞のこと。」

「あ、うん♪喜んでくれたよ~!でも仕事中だったからすぐ切っちゃったけど。」

「よかったねぇ~!……お兄さんって、今どこで働いてるの?」

「ん~今はどっかの秘書してるみたい。」

「秘書?!…へ…へぇ~。大変だね。」

「お兄ちゃんも頑張るよね~。」

「そうだね。賞金送ってあげたら?」

「あ、それいい!」


そっかぁ。


その手があったね!


ナイスです!






「ほら、出来たよ!」

「かわいい~!自分じゃなくて頭が!」

「あんたもかわいいよ。」

「夏奈のほうがかわいいよ!」

「はいはい。じゃぁ行くわよ?」

「うん♪」



この後の


パーティーで思いもよらぬことが起きるとは思っていませんでした。





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