アリスと白うさぎ -前編-
「春日翔です。高校1年生ですが、人数が足りているので2年生のクラスで勉強させて頂くことになりました。先輩方よろしくお願いします」
マニュアルに書いてありそうな言葉をサラッと言う翔。
「翔くんは年下だけど、敬語はありかしら?」
杏先生が聞くと、答えはひとつだった。
「もちっ、なしで!」
「ええ、僕も賛成です」
よかった、みんな優しそう。
翔も溶け込めるかな?
心配だな…って、あれ…?
見間違いかな…
まさか、現実逃避しなきゃなんない…?
「翔…女子、少なくない?」
ボソッと杏先生にも聞こえないように翔に問う。
「杏先生、ここは2年前まで男子校だったんですよね?」
「ええ、そうよ…あらごめんなさい、言ってなかったかしら」
杏先生…鈍感すぎ、気付かなさすぎです…(泣)
きょとん、とする杏先生を見てクラスメートになる子たちが笑う。
マニュアルに書いてありそうな言葉をサラッと言う翔。
「翔くんは年下だけど、敬語はありかしら?」
杏先生が聞くと、答えはひとつだった。
「もちっ、なしで!」
「ええ、僕も賛成です」
よかった、みんな優しそう。
翔も溶け込めるかな?
心配だな…って、あれ…?
見間違いかな…
まさか、現実逃避しなきゃなんない…?
「翔…女子、少なくない?」
ボソッと杏先生にも聞こえないように翔に問う。
「杏先生、ここは2年前まで男子校だったんですよね?」
「ええ、そうよ…あらごめんなさい、言ってなかったかしら」
杏先生…鈍感すぎ、気付かなさすぎです…(泣)
きょとん、とする杏先生を見てクラスメートになる子たちが笑う。