1番後ろの席
『プリントを後ろから集めて下さい』

私の 鼓動が煩い。

ドキドキしながらも

プリントと共に、

私の想いを受け取って欲しくて

プリントに小さな紙を付けて、

君に渡した。

君は小さな紙に気付き、

ハッとした表情をした。

それからは、

怖くて 君の顔を見れなかった。
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