愛されて
「許せないって…」

「当たり前でしょう!私があの子のために…一生懸命にやってきたのに…台無しにされたのよ。お義母さんから文句言われたって…遥香が女子大付属に合格するまでの辛抱だって自分に言い聞かせて頑張ってきて…
やっとで…お義母さんに認めてもらえたのに…台無しに…」

ママは私への怒りをテーブルにぶつけるかのように…
拳でテーブルを叩いた。
「もう…遥香なんて生むんじゃなかった…」
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