BeautyBoy☆*。・甘い囁き

あ、あたし質問に答えるの忘れてたっ!

「あ、新入生です」

「俺と一緒じゃん」


そう言って、男の子はあたしに近づいて来る。

後ずさりすると、背中にひんやりと冷たいものが当たる。

「残念。後ろは壁だよ?」

男の子は、あたしを壁に押し付けて、覆い被さる。

近い・・・!前髪があたしの鼻先にあたる。


「なんですか・・・?」

「ん?・・・いや、可愛いなーって思って」

「へ?」




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