男装ホスト.Lie ~私の居場所~

突然の訪問者







翔央が帰って来ないまま、陽が落ち夜になった。







晴「あれから連絡ないし…」



凌「まぁ店行きゃ会えるやろ」



晴「そうですけど~」









凌さんと一緒に出勤して店のドアを開けると中から人の声が聞こえた。











晴「あや?早いな、誰やろ」



凌「んん…この声は…慎さんかな?珍しい」



晴「慎さん?早いですね、今日…」
















控え室のドアから見えたのはソファーに座る慎さん。




その前に立つのは捺生さん…と比呂さん?



















慎「…あー、鬱陶しいな」



捺「…本気で言うてんのか?」



比「…」



慎「何回も言わせんな、店が掛かってたんや。…何熱くなってんだ?」



捺「慎、お前っ」



比「ちょっ、待て捺生…っ」



捺「離せ比呂!…慎!お前何トチ狂ってんねん!!」



慎「…守りたいものが増えたんや」



捺「…っお前変わったな」



慎「お前もな」



捺「チッ!!…離せや!」



比「っ」



















言い争ってる…?




慎さんに掴みかかろうとした捺生さんを比呂さんが止めていた。




あ、こっち来る…!!



















晴「あ……あの、」



捺「…」





















俺の体を押しのけ、何も言わずに捺生さんは店を出ていった。




なにがあった…?

















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