初恋は君のために



さっきはただキモイと
思ってただけなのに



今頃、

安心したかのように
私の足が震えた。



「何でこんな時間に学校にいたんだ」



私の震えに気付いたジンさんは


バイクのエンジンを
止めて



煙草に火をつけた。





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