最後の恋はアナタの隣で
元々この辺りが地元だった春樹さんは、慣れた感じで車を走らせ、どこかに向かってどんどん突き進んで行った。


そして五分ほどすると、校区外の人間にも知れ渡っている有名なコンビニの前に差し掛かった。


悪い噂で有名なこのコンビニには、私の学校の生徒達は勿論、他中の人も、近所の人ですらも寄り付かない。


その理由は、いつどんな時に訪れてもガラの悪い人達がたくさん居る――要は“たまり場”だから。


しかも、ここに集まるのは名の知れた年上ばかりらしい。


それが本当かどうか本人達に確かめたわけじゃないし、いくら何でもそんな勇気なんてない。


だから遠目で見た事しかないけど、間違っても喧嘩なんてしたくないって思えるような、そんな人達ばかりが集まってた。
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