最後の恋はアナタの隣で
……今日もいるんだろうな。

そう思い、怖い物見たさでコンビニへと視線を向ける。


すると案の定、派手な色の髪の毛をした男が数十名、コンビニの前でヤンキー座りで談笑してて――…


「ちょっ、ちょっと待って春樹さん!!」

「うん?」

ガラの悪そうな人達の姿は見えてるはず。


それなのに春樹さんは何を思ったのか、迷う事なくコンビニへと車を進める。


慌てて春樹さんを止めたけど、車は既にコンビニの敷地の内に入っていて、


「ここ危ないよ! 他のコンビニで買い物しよう!」

「あぁ、大丈夫だ。心配すんな」

今ならまだ引き返せると思って必死にお願いしたにも関わらず、春樹さんは笑ってそう言うと、駐車場に車を止めてエンジンを切った。
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