怨念の鈴
『・・・あなた、この鈴を拾ったの』

「ひっ・・・」

私の前に現れたのは、小さな女の子。

包丁を持って、いろいろな殺す道具を持ってる。

殺す気だっ・・・!!

『どおなの・・・』

「はっ、はい!拾いました」

『そう・・。なら、殺すだけ』


コロス・・・ダケ?


殺されるっ!!

「いやあああああっ」

『待ちなさい・・・』

タタタタタタッ!!

いつの間にか、森にいた。

『待てって言ってるでしょう』

ザシュッ!!

「がはっ・・・」

胸を貫いてる、剣。


痛い・・・っ

『ほら、痛い?もっと痛くしよう』

ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ。

頭、足、手。

「うぎゃあああああああ!!」

プツン・・・。

何かが切れる音がしたけど


私は、もう何が何だか分からない。

意識が、途切れた。

リィーン・・・。

最後に、あの鈴の音が聞こえた・・・。


「わぁ、カワイイ鈴!!」

END
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