十和の時
風邪でもひいたのかな。。?
忙しそうだし。。
大丈夫なのかな。。
わたしにできること。。

何もできないと知りながらも、何かをしてあげたいという気持ちは
おさまらない。
十和が話しかけることなんて不可能に近い。
風邪薬をいつでも渡せるように、とポッケに入れたが
雅先輩とすれ違うことすらできないだろう。
すれ違ったとしても、話しかける勇気はない。
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