天使な執事と悪魔な執事
「そういや…お嬢さん、可愛くなったな。やっぱり眼鏡をかけてないほうがいい…伊吹さまと綾香様はに似ていて美人だぜ。」


美人…確かにママは美人だったけど。


言われたときがなかったから少し嬉しくて、少し恥ずかしかった。


「うぐっ…あ、ありがとうございます。」


礼を言うと琥珀さんは手を差し出してくれた。


「さて、庭にでもいくか…皆が待ってる」


そう言いながら琥珀さんはアタシの手を引いて階段をゆっくりと…降り始めた。


アタシの歩幅に合わせて…ゆっくりと。


口調は荒っぽいけれど、少し優しさを感じる。
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