≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~
供養を済ませたオレたちは 山を下りた
再び車に乗り 徳村病院の前で 降りた
そして 何事もなく平穏な日が続いたような気がしていた
オレは 2度の『供養』に立ち会い
すがすがしい気持ちもあった
勿論 ハルと坂本の件では かなり傷ついていたので
テンションは高くしていられなかったが
オレは 自分が『やるべきこと』をやったのだという
『充実感』に 少しだけ浸っていた
しかし
オレが 坂本の『兄』の『死』を聞いたのは
それから5日後だった
その日は 日村 令子が オレの学校での『教育実習』最終日だった
「あ~ 全校集会って かったりぃよなぁ・・・」
「校長の話しが 毎回長すぎ!」
今日は 毎週恒例の全校集会だ
皆 おしゃべりをしながら 体育館に集まって行った
体育館に向かって 廊下を歩いていると
久々に リンコに会った
オレは リンコが 教室にオレを尋ねて来た日以来
リンコに会っていなかった
再び車に乗り 徳村病院の前で 降りた
そして 何事もなく平穏な日が続いたような気がしていた
オレは 2度の『供養』に立ち会い
すがすがしい気持ちもあった
勿論 ハルと坂本の件では かなり傷ついていたので
テンションは高くしていられなかったが
オレは 自分が『やるべきこと』をやったのだという
『充実感』に 少しだけ浸っていた
しかし
オレが 坂本の『兄』の『死』を聞いたのは
それから5日後だった
その日は 日村 令子が オレの学校での『教育実習』最終日だった
「あ~ 全校集会って かったりぃよなぁ・・・」
「校長の話しが 毎回長すぎ!」
今日は 毎週恒例の全校集会だ
皆 おしゃべりをしながら 体育館に集まって行った
体育館に向かって 廊下を歩いていると
久々に リンコに会った
オレは リンコが 教室にオレを尋ねて来た日以来
リンコに会っていなかった