重裝合体!ガングリオン!!
「はーい。ご飯♪ごっはん!」


「ミサキ…試練の時じゃ…。」




その頃…現代では…。


「きゃあぁぁぁぁ!!」


ベランダでボクサーパンツ一丁でポーズを決める俺に女が歓声を上げている…。

「惚れるなよ。」


「変態がいるわ!!」

彼女は恥ずかしがりながら逃げて行った。

そしてその後…それは数秒間の出来事…。

再び彼女の悲鳴が聞こえた!!

ベランダに出て彼女の方を向くとそこには……でかいカマキリみたいな奴が彼女を取り押さえていた。

「嫌ぁぁぁ!!助けてー!!」


「う…うるさい静かにするカマ!!」


ま…まんまな喋り方だーっ!

あまり関わりたくないので、そっと部屋に後ろ向きのまま下がった。

窓に鍵をかけてっと…。

「任務完了!」


フー。と一息ついて後ろを振り返ると、俺の部屋のベットに変な格好をした女がいた。

「うわぁ!」

ビックリして思わずうわあとか言ってしまった。


彼女は淡々と味噌汁をすすっている。

全て飲み干した頃。

「だから…ご飯の時は止めてって言ってるでしょ!!おじいちゃん!」


< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop