pink★ホイッスル

+出会い


「-―であり、…なので…」

ふぁぁぁぁぁ..校長の話って

長いし、ダルイし、眠いし…

まぢで暇。

あ~あ、なんか面白いことないかな。


大あくびをしているあたしの太ももに

強烈な痛みが走った。


痛っ!!

はぁ、出たよ。

お母さん得意の石の拳。

ほんとーに痛い。

『起きてなさい!入学早々に…』

『はいはい、分かった。起きてる』

まったく…

別にいいじゃん!!

退学になるわけでもないし。

そう思いながら、

しぶしぶ起きていると

寝息が聞こえてきた。

見ると、お母さん…

寝てんじゃん!

人の睡眠邪魔しといて、自分は

幸せそうに寝ちゃってさ。

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