色えんぴつ

「…分かったから。手、離して」
「あ!ごめん!」

ぱっと繋いだ手が離れて、熱くなった手に、ふわり、と風が通った。
立っているだけで、汗をかきそうな気温。

暑いはずなのに、手のひらだけが妙に涼しい。

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